天板にセラミックを活用したダイニングテーブルが、近年注目を集めています。
セラミックには、表面硬度が高く傷や摩擦にとても強いなどさまざまなメリットがあります。
テーブルは頻繁に買い替えるものではないため自分が納得したものを選びたいものです。
そこで、今回はセラミックテーブルの失敗しない選び方を解説します。
セラミックテーブルで後悔しないために知っておくべきポイントとは？
当然ながらテーブルは、材質ごとに特徴が異なります。
例えばメラミンテーブルは、耐熱性・耐水性・耐摩擦性に優れていますが、天然木に比べると自然の風合いが劣ってしまいます。
天板で使われている素材には、それぞれ一長一短があるため、その個性を知り自分に最適な素材のテーブルを選択しましょう。
前回のコラム「セラミックテーブルの魅力と選びかたを徹底解説！」でもお話しした通りセラミックにはメリットはもちろんデメリットもあります。
▷ 表面が冷たい
セラミックテーブルの表面は、他の素材に比べて冷たさを感じやすい特徴があります。
特に冬場の室温が低い時期には、冷たさが際立ちます。ひんやりとした感触は冷え性の人にっとては不快に感じてしまうかもしれません。
例えば、花柄などおしゃれなテーブルクロスを用いてテーブルコーディネートをすることで表面の冷たさを軽減できるだけでなく、部屋をよりオシャレで自分らしい空間が作れます。
対策：テーブルクロスやランチョンマットを使用する
▷ 重量があり運搬や組み立てが1人では難しい
セラミックテーブルは重量があるため、組み立てを行う際は注意しましょう。
重量があるというのは、安定感が増すというメリットがありますが、テーブルを動かす際にはその重さがデメリットになってしまう可能性もあります。
対策：ヤマトホームコンビニエンスなどの家具組み立てサービスを活用する。
▷ 物を置くと大きな音が出る
セラミックテーブルの表面は非常に硬いため、物を置いたときに大きな音がします。
特に金属製の食器やカトラリーを使用する場合は、音が際立って聞こえてしまう可能性があるため注意しましょう。
また、ランチョンマットを選ぶ際は、素材を意識することをおすすめします。
例えば、ファブリック製のランチョンマットは暖かな風合いがあるため、癒し空間を演出するのに最適です。
一方で、PVC製（ポリ塩化ビニル）やPUレザー製（合成皮革）のランチョンマットは、シャープな印象を与えるためモダンなデザインが好きな方はこれらの素材を活用しましょう。
対策：音を軽減できるランチョンマットやテーブルクロスを使用する
セラミックテーブルを活用するメリットとは？
セラミックテーブルで使用されるセラミックには、傷や汚れが付きにくいなど様々なメリットがあります。
▷ 表面硬度が高く傷や汚れがつきにくい
セラミックの特徴の1つに金属素材を上回る表面高度の高さがあります。
包丁やフォークなどの金属製品がテーブルに接触しても傷が付きにくいため、テーブルの上でパンを切り分ける際も安心して作業を行えます。
また、油性ペンによる書き込みや食べこぼしなどの汚れも簡単な拭き取りで除去できるため、小さなお子様がいる家庭でも安心して活用できます。
▷ 耐熱性があり変色や変形しない
セラミックテーブルは、耐熱性に優れており熱々の鍋やフライパンを直接置いても、テーブルの表面が変色や変形する心配がありません。
そのため、鍋をそのままテーブルに置いたり、フライパンをお皿代わりに置いたりしたい人にピッタリです。
鍋敷きを用意する手間など日々のちょっとした作業の手間を省くことができ、日々の暮らしを豊かにします。
▷ 部屋にモダンな印象や高級感を与える
セラミックテーブルは独特の質感と光沢があり、空間にモダンで高級感のある印象を演出します。
光の加減によって様々な表情を見せる表面は、空間に奥行と品格を与える効果があり、スタイリッシュな外観は、ホテルライクやシンプルモダンなど現代的なインテリアスタイルと相性がピッタリです。
セラミックのシンプルながらも上質のある素材感は、時代や流行に左右されず部屋にモダンな高級感を与えてくれます。
セラミックテーブルはこんな人におすすめ
セラミックテーブルは、部屋に高級感を与えるなど様々なメリットがあります。
▷ スタイリッシュな空間が好きな人
シンプルモダンやホテルライクなどスタイリッシュな空間が好きな人におすすめ。
設置するだけで空間が垢抜けて見えるセラミックテーブルは、スタイリッシュな空間を演出できます。
光の角度によって様々な表情を見せる素材の特性により、空間に品格と奥行を与えてくれるための高級感のある空間を作りたい人にピッタリです。
▷ テーブルに傷や汚れを付けたくない人
セラミックテーブルは、テーブルの傷や汚れが気になる人にもおすすめです。
セラミック素材は耐熱性に優れているため、熱い鍋やフライパンを直接置いても問題なく、耐摩耗性が高いため、日常的な使用による傷つきを心配する必要はありません。
また、防水性にも優れており、水滴や調味料などをこぼしても染み込みにくくなっています。
▷ 日頃から料理の写真をSNSにあげる人
セラミックの風合いは、高級感を演出するのにピッタリです。
セラミックテーブルで料理の写真を撮ることで何気ない料理でも高級感が演出され、多くの人の目を惹きつけることができます。
また、黒色の背景は、お皿や料理を背景から浮き立たせることができ、空間の立体感を強調できるため、日頃からSNSに料理の写真をあげる方は、黒色のセラミックテーブルを選択しましょう。
セミオーダーで理想のテーブルを
綾野製作所では、セラミックテーブルを気に入った形状で好きな天板カラーと脚をセレクトし理想のオーダーテーブルを作れる【 REGLE（レグル [Q]）】を展開しています。
上質なセラミック素材を使用
綾野製作所のセラミック天板は、スペインのザ・サイズ社が作る「ネオリス」というセラミック素材を使っています。
ネオリスは、最新のトレンドが反映された表面加工が特徴的で、優れた硬度と耐汚染性を兼ね備えています。
LIXILのシステムキッチン「リシェル」とも同一素材を使用しており、ダイニングテーブルやシステムキッチン、食器棚を統一感のあるセラミック天板で揃えることが可能です。
REGLE（レグル [Q]）について
REGLE（レグル [Q]）は、セラミックテーブルの特徴である「熱に強い」「汚れに強い」「傷に強い」という特徴を生かしたオーダーテーブルです。
特徴の異なる7種類のカラーバリエーションから天板を選べるほか、一枚天板や分割天板、角Rといった天板の形状やサイズ、脚の形状にも豊富なバリエーションがあるため、既製品にはないあなただけのセラミックテーブルを製作できます。
まとめ
セラミックテーブルは冷たく感じやすく、大きな音がしやすいといった注意点がありますが、表面硬度が高く傷や汚れが付きにくいなど様々なメリットがあります。
そのため、小さいお子さんがいるご家庭でも、傷や汚れを気にすることなく使用でき、部屋にモダンな印象や高級感を与えられるためおすすめです。
セラミックテーブルのメリットや注意点もよく理解したうえで、購入を検討しましょう。